グループホーム(共同生活援助)とは

アパートや戸建ての部屋に生活することにより、一人ぐらしに向けた生活を整える場所です。退所後、地域で自立した生活を送るために、スタッフと一緒に目標を計画立てて、暮らします。
利用できる人は?
以下の項目に当てはまる人です。
- 都内に住んでいる人(足立区の人を優先します)
- 精神科に通院している人
- 病状が落ち着いている人
- 本人が入居を希望している
- 主治医がグループホーム入居に同意している
- 身の回りのことや、服薬・金銭管理がある程度できる
- 日中活動(就労継続支援、デイケアなど)に通所している、または通所の意欲がある人
- 「精神福祉サービス受給者証」と「精神障害福祉手帳」を持っている人(お持ちでない方は申請していただきます)
- 困ったことがあれば、スタッフと話し合って決めることができる人
利用期間
原則として2年間です。ただし、まだ支援が必要と判断される場合には、1年間の延長ができる場合があります。
グループホーム入居までの流れ
はじめに

身近な支援者(主治医、保健師、福祉事務所や病院のワーカーなど)に相談する。
身近な支援者が社会福祉法人いこいに連絡する。
見学

支援者と一緒に来所する。
申し込み

グループホームで用意した申込書に記入する。
主治医に意見書、また、支援者に生活状況等連絡書を書いてもらう。
体験利用

入居した時のことを考えながら、宿泊してみる。
宿泊後、感じたことなどを世話人と振り返る。
選定会議

本人、支援者、世話人、グループホームの顧問医などの関係者で話し合いをする。体験利用で振り返ったこと、グループホームの適性、その他気になることについて話し合う。
話し合ったことをもとに、受け入れ可能か、後日グループホームから連絡がある。
入居に向けた話し合い

本人、支援者、世話人、グループホームの顧問医などの関係者で話し合いをする。グループホームに入居する目的、期間、入居期間中にやってみたいこと、入居できる日、終了後どのようにしたいか、入居にあたって不安なことなどを話し合う。
話し合いをもとに、入居中の目標を考える。
入居・新しい生活のスタート

目標に向けた生活をする。
定期的に世話人と生活目標について振り返り、更に地域で安心して過ごすための方法を考え、次の目標につなげる。
プログラム及び行事
- 夕食提供(週2回)
お弁当を火曜日と金曜日に提供します(実費)。一緒に調理の練習もできます。
- レクレーション(随時、原則月1回):ディズニーレク、ピザ会、バーベキュー、食べ放題、納涼会、ボウリング大会、クリスマス会・年越そば会、新年会、いちご狩りなど(過去の実施例)。
| ・レインボー交流会(年4回) | 千住保健センターを中心に、地域に住む当事者の方たち映画会やピクニックなどの行事を通して交流します。 |
| ・レインボー連絡会(月1回) | |
| ・心の健康フェスティバル(春) | 区民のこころの健康増進と精神障害者の社会参加の促進を図るために行われています。 |
| ・町内会のお祭り |
